DVDへの質問

初めまして、三重県松阪市在住のMと申します。テニスを始めて3か月の42歳のおっさんです。週一のテニススクールに妻とこの3人で入り、日曜に時間があるとこの3人でレンタルコートで楽しく汗を流し、現在スクールのコーチには、「Mさんは現在、初中級ですね」という評価をされております。この度、榊原先生のDVDを2本購入させていただきました。早く来ないかなと心待ちにしておりましたところ、6日についに来ました。昨日までに3回見て、今日妻と子供で3時間打ってきました。もちろん昨日の今日で魔法のようにうまくは打てませんでしたが、うまく当たった時の打球には目を見張るものがあり、しばらくは先生の教えだけを実践してみようと思います。大変ためになるDVDをありがとうございました。
ただ、わからない点が3つほどありましたので遠慮なく質問させていただきます。お時間がある時で結構ですからお答えいただければ幸いです。
それは、1.グリップです。DVDでは指二本で支えるくらいゆるゆる」とおっしゃっておりましたが、面の問題がありますので、具体的にこのうち方で合うといいますか一般的に使われるグリップはなんでしょうか(イースタンとか、ウェスタンとか)
2.スウィングの軌道の問題です。今日コートで実際に売ってみて思ったのですが、スピンをかけようと思えば、少しでいいからインパクト以前にラケットの面が打点より下から出てこないとスピンがかからないというのが一般論ですが、このうち方では、それも考えなくてもいいのでしょうか?それともいわゆるサーキュラースイングといわれるようにグリップ、上腕の力を抜きつつも8の字を意識した打点に向かいやや下からラケットがボールに向かってくる感覚で打てばいいのでしょうか?
3.テイクバックについてですが、テニスが勝手にうまくなるトレーニングでデンデン太鼓のように腰(骨盤を?)を回す中で手が遅れてリラックスした状態で勝手に手がついてくる感覚を練習しておりますが、それをテイクバックに生かそうとするとかなりふりかぶってしまい、DVDのように短いテイクバックにすると、逆にデンデン太鼓のイメージがなくなり、その後の動きも腰が回ってから遅れて手が出てくる感じなく、一緒に回りがちになります。また、テイクバックからインパクトまでは肘は伸ばしっぱなしで脱力するのでしょうか?テイクバックでまがっていて、振り始める前に一度さらに後ろにラケットを下げながら伸ばし気味にし、そこから肘を伸ばしたまま前に来ふると、振り子のように起動が安定すると思うのですがそれでいいのでしょうか?それとも高く、ひじを曲げてテイクバックし、そこから腰を回転させて手があとから直接ついてくるように振るのでしょうか?でもそうすると肘が曲がった状態から急に伸びた感じになり、軌道が安定しないのですが。でもDVDのペットボトルで素振りしている映像を見ているとキャップの部分を下にして握り、そこから急に振っていき、水がラケットヘッド部分に見立てた、ペットボトルの底の部分に急に移動しており、「ピシャン!」という音が聞こえていますので今の話の後者が正しいようにも見えるのですが(たしかフラミンゴフォアハンドのところだったと思います)。今日は僕には不安定に見えたこのうち方を安定するように振れるまで練習するのがいいのでしょうか?
以上、どこまで伝わったのかわかりません。文章があまりうまくないので伝わった部分だけで結構ですのでお答えいただければ幸いです。それでは、これで失礼いたします。

この度はDVDをご覧いただき、誠にありがとうございます。

ご質問へのお答えです。

1.グリップです。DVDでは指二本で支えるくらいゆるゆる」とおっしゃっておりましたが、面の問 題がありますので、具体的にこのうち方で合うといいますか一般的に使われるグリップはなんでしょうか(イースタンとか、ウェスタンとか)

グリップは何でも大丈夫です。脱力テニスにグリップの合う合わないはありません。

2.スウィングの軌道の問題です。

スイングは、下から上へのイメージがあると、身体の軸が傾いてしまいやすいので、できるだけ真横にレベルスイングで振るイメージを持ってください。
ただし、テークバックでラケットヘッドを立てておいて、脱力してスイングすると、勝手にラケットヘッドダウンが起こって、次にラケットヘッドアップが起こります。
そのせいで自然にトップスピンが掛かります。

3.テイクバックについて

テイクバックは小さくしますが、腕は肩の筋肉は可能な限り固めずに準備します。
そこから腰を回して行きますが、インパクト以前に腕が伸びる状態になります。
すると、身体からボールまでの距離が一定し、スイングに安定感が生まれます。
はじめはかなり体から打点までが遠い感じがするかもしれません。
テイクバックが小さい分、充分に脱力していないとボールが飛ばなくなります。
この点、注意してください。
でんでん太鼓の練習では、軸が安定して真っ直ぐであること、身体が完全に脱力していることを修得することを目的として行ってください。
もちろん、その要素をスイングには取り入れますが、全くそのまま打つことはできません。

DVDを参考にして、色々な方法を試してご自分なりの脱力テニスを是非、発見してください。

ありがとうございました。
今後ともテニスビズを宜しくお願い致します。